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「ダライ・ラマ自伝」

(文春文庫) ダライ・ラマ14世 著 山際素男 訳


ダライ・ラマ自伝 (文春文庫)ダライ・ラマ自伝 (文春文庫)
(2001/06)
ダライラマ

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原題「Freedom in Exile」。ダライ・ラマ14世が生い立ち、亡命生活の苦悩、世界平和への願いを語る自伝。

 以下、目次です。

 第一章 白蓮を持つ人
 第二章 獅子の玉座
 第三章 侵略――嵐の到来
 第四章 南へ避難
 第五章 共産主義中国
 第六章 ネール氏の拒絶
 第七章 亡命を決意
 第八章 絶望の年
 第九章 十万の難民
 第十章 僧衣を着た狼
 第十一章 東から西へ
 第十二章 魔術と神秘について
 第十三章 チベットからの便り
 第十四章 平和への提言
 第十五章 普遍的責任と善意
 ダライ・ラマ略年譜


 一人称で語られた自伝。「チベット わが祖国」と取り上げられていることや視点はほぼ一緒です。違いをあげるなら、こちらの方がより法王個人の視線に近いこと、交流を持った人々について細かく書かれていること、1959年の亡命行の経過が詳しく語られていること(第七章)。そして、本の約半分(八章以降)が、インド政府の保護下での亡命者の生活基盤の確立、亡命政府の成立を語っていること、でしょうか。そして、こちらもとても読みやすいです。

 少年時代の思い出やインド亡命後の章でも、好奇心旺盛でユーモアをそなえた法王の姿は(失礼ながら)とてもチャーミングです。ただ、最終章では制圧下チベットでの凄惨な出来事にも触れているので、ここは覚悟して読まれた方がいいと思います。

 宗教的な事柄(転生、宣託など)を受け入れられるかどうか、読者によって個人差があると思いますが(私は苦手なので)、それでも法王の人柄とそれを育んだ仏教思想の深さが伝わってくるような本だと思います。 (2002/2初読、2008/3/26再読)
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  1. 2008/03/26(水) 19:54:48|
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