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エベレスト 平和の頂

去年の感想で恐縮です。
今年はヒマラヤ国際映画祭、無いんですね。いい作品が多いので、来年は楽しみにしてます。。。



「エベレスト 平和の頂」 ヒマラヤ国際映画祭2010 より
原題: Everest: A Climb for Peace
監督: ランス・トランバル
製作国:アメリカ
製作年度:2007年
音声:英語(ナレーション:オーランド・ブルーム)
字幕:日本語
本編:63分

  ↓


世界から集まった9人の”平和のクライマー”が世界最高峰エベレストの頂をめざす! 国籍、言語、信仰など、様々な異なる背景を抱えるチームだ。このチームを象徴する存在、それがパレスチナ人とイスラエル人のクライマーだ。長年、戦闘を交える両国のクライマーは共に平和の登山を成功に導くことができるのか。


 イスラエル人、パレスチナ人の3人が中心となってエベレスト平和登山が計画された。
 異なる国、民族、宗教の人たちが集まった混成隊による登山で、彼らは対立する二国の旗を並べて縫い合わせ、山頂に掲げようとする。
 しかし、トレーニング中、登山が始まってからも、ガザ地区の紛争をめぐって彼らの意見は衝突する。
 パレスチナ人は追放された故郷を訪れたいと願っており、「イスラエル人の友人ができるなんて、考えたこともなかった」。一方、イスラエル人登山家は兵士としてガザを訪れたことがあるが、それを仲間に告げることができない。

 映像にはあまり出てこないけれど、おそらく他のメンバー(南アフリカ、アメリカなど7カ国から集まった)からもさまざまな意見が出ただろうと思う。彼らの故郷のどこも紛争や戦争と無縁ではない。おまけに、この登山の始めも、カトマンズに布かれた戒厳令のために出発を遅らせなければならなかったのだから。つくづく平和とは稀な状態なのだと感じてしまった。

 登頂前後のクライマーたちの姿からは目を離せない。
 高山病のためにアタックを諦めた者、登頂した旗、ベースキャンプと頂上との交信、下山時に動けなくなった者、それを助けるためにキャンプを往復した者。彼らが語った言葉が現実になっていくのが素晴らしい。

「他人を思いやるということを一人一人が行えば、何かが変わる」
「平和があるところでは、偉大なことができる」


 しかし、山から下りてきた彼らにはそれぞれの現実が待っている。ことに、イスラエル人登山家のエピソードが胸に残りました。彼は帰国後一週間ほどで兵士として戦場へ向かったそうです。
 仲間と励ましあい、あれほど厳しい環境から帰還した彼が、もしも戦場で死んでしまったら――なんて、やりきれず、ばかばかしいことになってしまう。そんなことを考えてしまいました。


 そして、蛇足。
 オーランド・ブルームがナレーションを担当していたことにちょっと注目。というのは、彼は12世紀・エルサレムのキリスト教徒とイスラム教徒を描いた映画「キングダム・オブ・ヘブン」に出演していたから。
 この映画では両者の間の戦闘も描かれているけれど、むしろ共存のための努力や、対話をあきらめない人たちの姿の方が印象に残っています。
 その聖地で今も紛争が続いていることを彼はどう思ったんだろうか?

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  1. 2011/11/20(日) 17:49:18|
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