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花嫁の峰 チョゴリザ

「花嫁の峰 チョゴリザ」 ヒマラヤ国際映画祭2010 より
製作:堀場伸世
製作国:日本
製作年度:1959年
音声:日本語
本編:75分

  ↓


世界の先進国による秘境探検ラッシュに沸く1958年、京都大学学士山岳会は、日本の威信を賭けてカラコルム山脈の処女峰チョゴリザに挑むことになった。ふもとまでの数十日に渡るキャラバン、予想外の地形や天候……チームは幾多の困難を乗り越え、遂に登頂に成功する。日本の探検史に輝く偉業を克明に捉え、その歴史的意義を伝える感動の記録映画。


 パキスタンのスカルドから出発。現地でポーターを募るもののシェルパと違って高地には不慣れ、また、目標のチョゴリザのふもとまでは氷河を越えて何週間もかかる。
 これまでに見た登山の映画はインド、ネパールから始まるものが多かったので、パキスタンの風景が新鮮な印象でした。

 音楽やナレーションは少しドラマチックに思えましたが、これは多分好みの問題。
 50年前の映画で、今回の映画祭の他作品と比べるとさすがに見にくいところもありましたが(光の明暗とか)、雲の動きや雪の表面のきらめきがはっきりと見てとれて、とても美しかった。

 印象的だったのは、前年1957年にチョゴリザで遭難したオーストリアの登山家ヘルマン・ブールの遺品を日本隊が回収していったこと。
 残されていたテントを開き、凍っていた手帳を剥がすように取り、手作りの十字架を立てて墓標としていました。登山家にとっては他人事ではないし、仲間意識もあるのでしょうか。

 アメリカなど他国の登山隊との交流の様子も覗えて面白かった。イタリア隊がわざわざ日本語で落書きを書いたことには笑ってしまいました。

 もうひとつ。
 登頂した時に、日章旗とともにパキスタンの旗も立てていたことに目を引かれました。これは、登山家には常識なんでしょうか? 
 パキスタンは1947年に英領インドから独立・英連邦王国に、そしてこの登山の二年前の1956年に共和制へ移行。この新しい国への敬意や感謝が登山隊にはあったのだろうと思うと、清清しさを感じました。

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  1. 2011/01/22(土) 22:26:30|
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