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「チベットの潜入者たち  ラサ一番乗りをめざして」

(白水社) P・ホップカーク 著 今枝由郎/鈴木佐知子/武田真理子 共訳


チベットの潜入者たち―ラサ一番乗りをめざしてチベットの潜入者たち―ラサ一番乗りをめざして
(2004/04)
ピーター ホップカーク

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19世紀後半以降、中央アジアはロシア、イギリス、中国の注目する地域であり、西欧人未踏のチベットは探検家たちの憧れの地でもあった。外国人を受け入れないラサを見たいと、入国するための知恵を絞る探検家、宣教師、スパイ、登山家達。彼らの旅と、関係国のチベットをめぐる外交政策について書かれている。


挑戦者たちの意欲、意外な工夫、滑稽なまでの熱意。それと外国人を拒んだチベットの意識のすれちがいのようなものが妙に心に残りました。
登山について「突飛ではあるが邪悪な意図はない」と説明するエベレスト登山隊、「キリスト教からはぐれた未開の人を救いたい」という宣教師、東洋の神秘に憧れた者の気持ちもわかる。一方、伝統と宗教を守りたいと願ったチベットの姿勢にも感じるところがある。
「彼らの願いはただ、そっとしておいて欲しかっただけなのだ」という著者の言葉が切ないです。それでも20世紀に、そんなひっそりとした願いがいつまで叶えられただろうか、と複雑な気持ちも残るのですが。

 A・シャクルトンの南極行とも近い時代のこと、探検ブーム(?)の流れのひとつとして読んでも面白いのではないでしょうか。 (2004/7/5読了)
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  1. 2008/05/03(土) 16:45:27|
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