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雑感:ふりかざすもの

ニュースでテロと聞けば、ああ、またか、と思う時代になった。
でも、「テロを阻止する」と言いさえすれば、何でも許されると思うのか。


 私は物を知らないので、こんなことを書くと歯がゆく思う方が多いに違いないのだけれど。

 私は「テロリズム」とは「誰彼かまわず標的にする暴力行為の超拡大版(政治がらみ)」という印象を漠然といだいていた。
 で、ふと疑問がわく。
「では、あえて言う『無差別テロ』って何? テロリズムってほんとうはどういうこと?」

 そこで、困ったときのWikipedia頼みで「テロリズム」をひいてみると。なかなか面白かった。

テロリズム(テロル、テラー、テロリズム=Terror, Terrorism)とは、
 一般に恐怖心を引き起こすことにより、特定の政治的目的を達成しようとする組織的暴力行為、またはその手段を指す。
 現代では行政組織・国家権力・社会・文明に対する過激派の暴力行為・冒険主義をさす事例が多く、最近ではその動機が多様化し、攻撃目標も要人から一般市民に変わってきている。
 歴史的には国家・行政組織側による暴力的抑圧(恐怖政治、粛清等)を含み、体制・反体制を問わず暴力と恐怖を活用することで大衆世論を支配する手段を意味した。



 なるほどー。別に反政府とか反体制派専用の言葉ではないのか。

 ものすごく端折れば、敵対する組織が互いに「テロリスト」というレッテルを貼りあうこともあって、何をテロと呼ぶのかも判断が難しいらしい。学術的に、とか政府によってもテロの定義の仕方にはさまざまあるらしい。
 少なくとも、この言葉への私の思い込みは一面に過ぎなかったよう。

 また、「プロパガンダとしての『テロリズム』」という項は興味深かった。
 上のように「テロリズム」が対立者の行動を糾弾する言葉であるために、「ガンディーの非暴力不服従運動すらイギリス政府はテロリズムと位置づけた」らしい。それは、すごい。

 しかしながら、ある行動が、利害が対立する者からの「テロリズム呼ばわり」に基づいてテロリズムになるわけではない。利害対立者の行動をテロリズム呼ばわりするというのは、単に言語上の修辞(レトリック)である可能性があり、その行動がテロリズムに分類されるべきものであるかどうかを決定するものではないということには注意する必要がある。
 しばしば「利害対立者からのテロリズム呼ばわり」は、テロリズム呼ばわりした者とテロリズム呼ばわりされた者との不仲の存在証明にすぎない。



 とのこと。興味深いです。
 もっとも、賛否両論&意見いろいろのWikipediaなので、話半分くらいに聞いておこうとは思う。

 それでも、十二分に興味深いけれど。



 このところPhayulを見ていると、「Leaving fear behind(ジグデル)」の取材を行ったジグメ・ギャツォさんの再逮捕、どこそこで何人逮捕という言葉が飛び込んでくる。
 別に最近に限ったことではないけれど、暴力の桁違い感にはぞっとする。

 うまくない譬えだけれど。

 きれいに育った盆栽を「こうすれば、もっと良くなるさ」と言って要りもしない剪定をしようとしている人を見るよう。
「いったい、何をどうするつもりなのか」……と思ったら、彼が手にしているのはチェーンソーじゃないか!
 誰がどう見たって間違ってる! やることもやり方も、みんな間違ってる!

 ……という、想像をしてしまった。今夜の夢には見たくない。
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  1. 2009/03/19(木) 00:20:41|
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