チベット 本の苑

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雪の下の炎

監督:楽 真琴
出演:パルデン・ギャツォ、ダライ・ラマ14世、他

プロデューサー:楽 真琴
エグゼクティブ・プロデューサー:モーラ・モナハン
共同プロデューサー:ジム・ブラウン、ブラダン・ニコリッチ、龍村ゆかり(日本)
編集:ミリツァ・ゼッツ
撮影:ブラディミール・スボティッチ、リンク・マグワイア、楽 真琴
製作:Imakoko Media, Inc.
共同製作:Argot Pictures、Surla Films

2008年/アメリカ・日本/75分/video/カラー・白黒/4:3/チベット語・英語・イタリア語
原題:Fire Under the Snow

「雪の下の炎」公式サイト


33年間の拷問と投獄、チベット僧パルデン・ギャツォの不屈の精神を描いたドキュメンタリー。
第1回チベタン・フリーダム・コンサート、ビースティ・ボーイズ、ビョーク、オノ・ヨーコら豪華ミュージシャンとともに一人のチベット僧が平和を訴えた。中国軍の侵攻に対しチベット民族が蜂起した1959年に、平和的なデモを行ったという「罪」で投獄されたチベット僧パルデン・ギャツォである。想像を絶するむごい拷問を受けながら33年間を生き抜き、非業の死を遂げた同胞のため、現在も闘い続ける。この映画は、パルデン・ギャツォの苦悩の人生を通してチベット問題を浮かび上がらせると同時に、人間が持つ精神の計り知れない可能性を私たちに見せつける。

アップリンクHPより転載)


 本を読んだ時に感じた清澄な印象がそのまま映像になってる、と思いました。
 投獄、拷問、飢えという、平和な国に暮らす身からは想像するのも難しい過酷な体験をした方なのに。なんてきれいな目なんだろう、何でこんなふうに笑えるんだろう。ハンガーストライキしながら冗談を飛ばせるなんて、とても不思議でした。

 そして、本よりもさらに明確に伝わってきたのが、強さのようなものでした。これもまたパルデンさんの目から感じたことです。
 監獄の内情を語り、亡命時に持ち出した拷問器具を並べるパルデンさんの目は強い。でも、そこに怒りが見えないことがすごいと思いました。こんな目を他に見たことがありません。

 そして、その表情が一度だけ揺れたのが、獄中で亡くなった仲間について語った時であったことに涙が出てしまいました。

「この年齢になってもまだ闘い続けるのは、非業の死をとげた彼らのため」

 その言葉がいちばん切々と感じられたのは、ハンガーストライキの場面でした。
 2006年のトリノオリンピック開催時、北京オリンピック開催に抗議して行われたハンガーストライキ。これを止めに来たIOC委員との対話はとても皮肉な光景でした。
 IOCとしては、オリンピックの晴れ舞台の横で死者があっては困るというところだったのでしょうが。
結局、彼らはストライキ中止のかわりに何らかの声明を出す、という約束を破ったそうです。

「何かを伝えるために、死んでもかまわない」という人間がいる。
「目の前で死なれるのは困る(遠くならともかく)」という人間がいる。

 それぞれの立場はあるけれど。やはり、情けない哀しい構図だ、と感じました。

 こんなふうにして、亡くなった方々は、チベットは、無かったことのように忘れられてしまうのか?
 そうしないために世界各地を飛び回る姿、祈る姿――いろいろなパルデンさんの表情をカメラが追っていく。監督の無我夢中な視線が感じられる映像でした。



<チケット情報>
アップリンクのご厚意により、宣伝協力をしている龍村仁事務所サイトで事前登録しておくと、 当日でも前売料金(割引)で入場できます。

http://www.gaiasymphony.com

*龍村仁事務所より
龍村仁事務所は、ニューヨーク在住のため上映活動に制約がある楽真琴監督からの要請により、チケット販売及び宣伝を協力するもので、この映画の収益は、楽監督が自費を叩いて製作した映画支援とパルデン師の活動への支援につながります。よろしくお願いいたします。




以下、雑談です。

先日、とあるものを見つけました。
不思議な形はどうにも形容できず、私の目にはこんな風に見えました。


こんなものをみた


……??

手乗りカモメ? 楽器? 積読本の山? 蛇口に骨?
来週あたりには、正体がわかると思います。
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  1. 2009/04/30(木) 06:37:57|
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